参加型イノベーションを引き起こす

高度化、多様化、複雑化している市民のニーズを的確に捉え、的確に対応していくためには行政単独、あるいは従来の行政の運営スタイルでは限界があります。これまでのような縦割りの対策、補助金・交付金に頼った行政運営で社会課題を解決するのは困難です。民間事業者の発想や技術、市場メカニズムを生かした解決策の提案が必要です。いま、行政に求められているのは、社会課題を地域の資源や民間事業者の技術・ノウハウを生かして解決するためのビジネスモデルを構築する技術です。しかし、日々直面する地域の課題に対して、どのように民間事業者を呼び込むか、どのような事業計画であればビジネスとして成立するかを考えるのは容易ではありません。

公務員・行政組織と企業人・企業組織が協働して地域社会の課題を把握、現状だけではなく未来思考で解決に必要な各種イノベーションを入れ込んで政策に落とし込む、そして、経営資源に裏打ちされた持続可能な事業として推進していくことが求められています。

私たちは、この20年間、事業Planningの研究、実務に取り組んできました。イノベーションマネジメント分野では20年以上、公民連携分野でも10年以上の実務経験があります。特に、背景の異なる人たちのコミュニケーション、協働作業、ワークショップなどの実務経験を強みとしています。

 

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事業Planning研修
行政や公的な立場から社会課題を解決しようと考える人たちが、具体的な課題を持ち寄り、事業を企画・立案から、事業性の評価、お金の回る仕組みの検討など、ビジネスモデルを考える上で必要な技術をワークショップ形式で学びます。

経営研究会
最新の政治、経済、社会、科学技術の動向調査を会員が主体的に担い、レポートする。最新の経営理論、イノベーションの事例などを定期的に開催される研究会で発表し、持続可能な事業として推進するための理論、方法論の研究、実践の場を提供します。
事業planning

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調査研究
「地域課題」および「社会課題」に関する諸問題について調査研究を実施します。
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